2019年3月のニュースです

2019.03.04

eumoの共感取引先のご紹介

先日、お付き合いのある株式会社MS&コンサルティングさんがマザーズ市場から東証1部へ市場変更され、eumoからお祝いの気持ちを込めてお花を送りました。改めましておめでとうございます!

ちょっと特別なものをお送りしたくて、
今回AlonAlon(アロンアロン)さんでロゴや文字を入れて頂けるお花をオーダーしました。


AlonAlon(アロンアロン)さん


https://www.alon-alon.org/
日本で初めての胡蝶蘭栽培を行う障がい者就労継続支援B型事業所をつくった農福連携の胡蝶蘭店。アロンアロンさんでお花を購入すると、お花を栽培した障がいを持った方々の所得となります。

お花を頼んだあと、ちょうど那部社長からメルマガを頂いたので、以下一部紹介をさせて頂きたいと思います。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今月は障がい者の「働く」についての問題点をお話したいと思います。
AlonAlonオーキッドガーデンのような就労継続支援B型事業所の役割は
「障がい者を就労させることを念頭に置きスキルや技能を身に着けること」とされております。

 

しかしながら、何十年も現行制度で運用しているにも関わらずB型事業所からの就労は1%。
99%の人が就労できていません。

就労できない99%の障がい者は月額1万5千円程度の工賃で働いております。
B型事業所で働く障がい者の数は約30万人。

30万人に支払われている工賃の年間総額は540億円。
にも関わらず、そこに投入されている国家予算は3000〜4000億円。
何もしなければ毎年100万円以上を30万人の障がい者に配れる計算です。
おかしくありませんか?

 

就労継続支援B型事業所の収入は利用する障がい者の数で決定されます。
よって障がい者の就労は事業所の収入減に直結します。
また障がい者に支払う「工賃の会計」と事業所職員の給料を払う「事業所会計」は別。

最近ではようやく工賃の安い事業所と高い事業所で僅かな報酬の違いがでてきましたが、
今までは工賃が0でも事業所会計には影響しませんでした。

なので工賃を生み出す作業場に多くの投資を行う事業者はおりませんでした。
現行制度では障がい者とB型事業所の経営者の利益が相反しているのです。

 

AlonAlonで働く障がい者は、AlonAlonオーキッドガーデンで
全国平均の何倍もの工賃を得ながら胡蝶蘭栽培を習得し、その後お花の沢山使う企業に就職します。

「そんなことしたらAlonAlonの収入減になるじゃない」と思われるかもしれませんが、
企業への貸農園収入が増えますので結果的に収入増になります。

このモデルは様々な分野で実現可能だと思います。

「B型事業所の作業の専門分野化」
これが成功のキーになるのでは?と考えております。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

日々の選択の中で、少し意識を変えることで、新たな気づきを得てもっと社会と「関わりしろ」をもつことが出来ますよね。
eumoでは、「共感」させて頂いている方々を、引き続きご紹介していきたいと思います!



▼▼共感資本社会の実現を目指して
共感や信頼といった見えざる資産を基礎(資本)として活動していける「共感資本社会」の実現に向けて、3月9日(土)イベントを行います!
動き始めている登壇者たちと共に、「新たな時代」の方向性を参加者の皆様と共に考えていきたいと思います。交流会で活発に議論させて頂きたいと思いますので、ぜひお越しください!

お申し込みはこちらから

Close Bitnami banner
Bitnami